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2020.12.22お知らせ, ブログ/活動報告, 中高年しごと物語いしかわ

中高年しごと物語いしかわ ~大切なのは素直な心~

 

65歳のMさんは、石川県主催の就職支援講座にゲストとして招かれ、ご自身の就職の体験談をお話してくれました。どんな質問に対しても飾らず素直に答えてくれるMさんのお話を、イベントに参加した中高年・シニアの方々も興味津々で聞き入っていました。

 

Mさんは設備会社・食品会社を経て、こだわりの仕事をしたいと考えて独立をしました。事業内容はあんこにこだわり抜いた、たい焼きの移動販売です。35年間、路面店を持つことを夢に頑張り続けたそうです。しかし、時代の流れとコロナウイルスの影響で会社を畳むことになりました。

 

その後、お仕事探しを始めたMさんがまず参加したのが、石川県から委託を受け弊社が開催している『中高年・シニア求職者のための企業説明会』でした。Mさんのお仕事探しの希望条件は「フルタイム」であること。「フルタイムで雇ってくれるならどんな仕事も頑張ります」と話す当時のMさんは、しっかりと強い意志がありつつも、優しく穏やかな話しぶりが印象的でした。

 

そんなMさんの就業が決定するのにはそう時間がかかることなく、企業説明会に参加していた食品製造の企業ですんなりと決まりました。しかし、その企業もコロナの影響を受け工場の稼働が減ったため、フルタイムの就業が確保されなくなったのです。そこでMさんはまたすぐに動きました。次の就業先を弊社に相談し別の参加企業の面接を受け、すぐに採用されました。食品製造の会社にもしっかりと相談をして円満退職しています。

 

現在Mさんが勤めているお仕事は、光回線工事現場での安全見守りの業務です。実際に働いてみてどうなのかを聞いてみると、「車の誘導は大変だ」「交差点での誘導は特に難しく、怒られることもある」「寒さ・暑さは仕事に慣れると気にならなくなるが、トイレには気をつけている」など、大変さや苦労していることを色々と正直に教えてくれました。

しかしMさんは素直になることを大切に頑張っているそうです。長年の自営の経験で培った接客力やクレームへの対応力を、今の職場で活かされているのではと思いました。「怒られるのも銭の内、少しずつ覚えていけば良い」と、職場の先輩が励ましてくれたこともあり、仕事が難しくても激しく落ち込むことはないそうです。

 

 

「働けるだけ働いて、できるところまで頑張りたい」と、これからの目標を話してくれたMさんに、お仕事を探している最中の方々へのアドバイスをお願いしました。

「とにかく、素直でいること。面接でも経歴や生い立ちを偽ることなく伝えました。自分をさらけ出して伝えることが一番だと思います」

確かにMさんはご自身の過去の失敗やご家族のことも屈託なく話してくれます。この人は信用できる、そして偉ぶったり見栄を張ったりしない、と感じさせてくれるのです。面接で2度とも即採用となっているのは、それが理由ではないでしょうか。

 

何事も笑顔でお話してくれるMさんの魅力は、ひとりの経営者として働いていたことを大切にすると共に、一から素直に学ぶことも大事にされている、そんなところから来るのだと思います。

本当に、お話のひとつひとつが、聞いていて身に沁みました。Mさん、お話ありがとうございました!

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