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2018.3.10お知らせ, 中高年しごと物語いしかわ

中高年しごと物語いしかわ ~観光の仕事を勝ち取る!~

人気観光の仕事、観光客に向けての接客(東山)を

勝ち取った66歳男性の転職物語

以前の仕事は歯医者の歯科技工士、約20年の勤務を経て、自動販売機 設置・メンテナンスの会社に約20年勤務していました。その会社では、管理職から役員にもなり、現場の長として活躍してきましたが、年齢や会社の体制の変化により、ここ数年は第二の人生の仕事について考えてきた。いろいろ考えて、新しいチャレンジは長く現役で活躍できることや、やりがいのある仕事で、人と人との出会いを大切にしたいと考えるようになりました。そして、第二の人生を観光分野に捧げたい。金沢に来られる方や、地元のお客様に満足してもらい、リピーターを増やしたい。自分も旅行が好きだし、癒しの旅、のびのびと愉しかったと思われるような旅を提供したい、そう考えるようになり、その分野に絞って就職活動を始めました。

今、その仕事が出来るようになり、東山の人気のおみやげ屋さんで、接客の仕事をしています。今は土日のみですが、春からは週5日勤務になるそうです。65歳以上がフル勤務で働くことは、会社の制度になかったそうですが、働きが認められ、フル勤務を勝ち取ったそうです。ある時は、その丁寧な接客に感動された観光客の方から、会社の社長宛にメールが届き、大変なお褒めの言葉をいただいたこと。この方はおっしゃいます「この職場に来ると、自分が観光に行ったような雰囲気を味わえて、本当に楽しみながら働いています。金沢のことを案内しながらやる接客には、本当にやりがいを感じています。」

そんな仕事に出会うまでは、簡単ではありませんでした。2年くらいの働きながら、考えながら就職活動を経て、今があります。「観光の分野での仕事は、なかなかなく、ボランティアで観光に関わる道や、観光の運転手の道も考えましたが、少し違うと思いました。今の仕事もそんな募集があったわけでなく、観光の分野の会社の倉庫作業・配送に応募したことから始まりました。面接で、話をし、自分の想いを届けることで、今の仕事を提案されました。」年齢が高くなるにつれて、なかなか希望の仕事に就くことは難しかったりします。この方は、最初は希望の仕事出なかったとしても、面接に行けば、入ればチャンスがあると信じて応募し、自分の想いをしっかりと伝えたのでした。本当に素晴らしい、就職活動だと思います。

面接でどのようにPRしたのかをお聞きすると、「自分も面接をしていたことがあり、立場は逆となりました。心掛けていたのは2点。面接官は見ていないようで、いろんなところを見ています。言葉使いや、ちょっとした仕草など。現場との協調性が取れる人がどうかを、判断していると思いますので、そのあたりは注意しました。また、自分のこともしっかりと伝える。もちろん長い話はダメですが、しっかりと言葉のキャッチボールをしながら、自分を伝えました。」このようにおっしゃいました。簡単そうに思えますが、難しいことだと思います。入社してからも、一緒に働く方との協調性に気をつけて働いていらっしゃいます。「若い方に、ワシの頃はこうやったなどと、昔の話をしても好かれない。聞かれたら答える程度。若い店長にも、この世界は初めてやから、気がついたことは、どんどん言ってほしい。1から直すからと伝えています。」管理職にいた方から

こんな謙虚なお言葉を聞いたことに感動しましたし、シニアの鏡だと思います。

最後に今後のことをお聞きすると、「心と体を大切にしながら、働く喜びを感じながら、75歳迄働きたい」そう笑顔で答えてくれました。きっとこの10年は、金沢の東山に訪れる観光客の、金沢の印象はとってもいいものになると思います。どうか、長く頑張ってほしいと思います。

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