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活動報告
Activity Report
2017.2.25中高年しごと物語いしかわ
時を経て、自分のペースがわかってきた。
これまで、長くコンビニの経営の仕事をするなど、仕事に打ち込み一生懸命に取り組んできました。
しかし、年齢を重ねるとともに、肉体的にも精神的にも無理をかけている部分にすこしずつですが、気づいていきました。
ちょうどよいタイミングで転機が訪れ、これまでの働き方を変えてみることにしたのです。
「家族からはそんなに働かなくても、もうすこしゆっくりしたら?」
とうるさく言われていますが、それでも働こうと思うのは、きっと仕事が好きなんだと思います。
慣れること、長く続けることが一番大事。
この年齢になってくると、スピードが速く、急げ!というような仕事や、
早くたくさんのことを一度に覚えたり、同時に作業したりすることが多いと、
なかなかついていくことがむずかしいな、と感じていました。
いまの職場での良いところは、忙しいときはもちろん仕事ですから、張り切って頑張りますが、
いい意味で自分のリズムを保ちながら、無理なく仕事ができるということが一番だと思っています。
はたらくこと、学ぶこと。
新しい調理の仕事では、洋食のレシピなんかも覚えました。
そういう視点では、仕事って、最高の習い事だと思いませんか?
はじめは、「こんなの家庭で作ったことない!」と驚きましたが、
周りの方々のおかげで、ひとつひとつ覚えることができています。
先日、家族に「人参のポタージュスープでございます。」と夕食の一品として出したとき。
はじめての試みに「なにこれ?!」と驚いたみんなの顔を見ると、とっても嬉しくなりました。
はたらきながら、新しいレシピをドンドン身につけられること。
料理の世界、自分の知識が広がる感覚って素晴らしいと思います。
はたらくことを通じた、学びと出会い。
いま一番これから目指したい存在として尊敬している方は、職場で出会った70代の大先輩。
「もういい歳だ」と感じていましたがまだまだですね。
仕事を通じて、これからの10年後に向けた新たな目標ができました。
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