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2026.1.20中高年しごと物語いしかわ

中高年しごと物語いしかわ ~まずはやってみる、小さなことからコツコツと~

2026年1月20日。65歳のIさんは、石川県主催の就職支援講座にゲストとして参加してくれました。契約社員としてまったく新しい仕事に挑戦している65歳のIさん。働き方を変えた先輩シニアとしてお話いただきました。そんなMさんのお仕事体験・転職談を、イベントに参加した中高年・シニアの方々は頷きながら聞いていました。

 

Iさんは定年を迎えたあと、しばらくは「ゆっくりしよう」と考えていたそうです。平日に動けば費用も安く、趣味も今まで以上にできるかもしれない。そんな期待もあったといいます。

しかし実際に生活が変わると、気持ちが揺れました。

「やっぱり自分は、仕事をしている自分が自然なんだろうなと思って、もう一度考え直したんです」

その転機になったのが、企業説明会のチラシでした。

「僕が見つけたんじゃなくて、家内が持ってきたんです。“行ってみたら?”と言われて、まあ言われたから行くか、という感じで」

Iさんは、そこで出会った企業に応募し、現在は契約社員として働いています。

今回Iさんが入社した会社は、もともと社員数6名ほどの小規模な会社でした(現在は16名まで増えたそうです)。求人内容は「営業職」。しかしIさんは面接の段階で、こう伝えたといいます。

「営業やテレアポは自分には合わない。事務として働けないか、とお願いしました」

社長からは「今必要なことをやってほしい。難しければやめてもらっても仕方ない」と率直に言われたそうです。けれどIさんは、その“正直さ”がかえって心を楽にしてくれたと話していました。

 

Iさんが入社後、最初に徹底したのは専門スキルよりも“当たり前のこと”でした。新しい職場で信頼を得るために、次の行動を意識したそうです。

・あいさつをする(自分から明るく、誰にでも)

・スリッパをそろえる(小さな気配りを習慣に)

・コップなどを洗う(共用スペースにも目を向ける)

・清掃・ゴミ集めをする(気づいたらすぐ動く)

・自分でできることをする(まず調べて試してみる)

「何ができるか分からなくても、まず“できるところ”から。挨拶や、場を整えることから始めました」
Iさんの言葉からは、“職場に馴染むための具体的な工夫”が伝わってきました。

小さな会社では、仕事が整理されていないことも多く、Iさんは試行錯誤を重ねています。

「社長の指示がざっくりなんですよ。“これとあれやって”って感じで。だから勘違いしてミスも起きる。もう本当に、ミス連続です」

それでもIさんが大切にしているのは「新人の心」。年齢に関係なく学ぶ姿勢を持ち、失敗を恐れずに壁を越えることが教訓になったと話してくれました。

 

最後に、いま仕事を探している方へメッセージをお願いしました。

「とにかく、やってみる。最初の一歩が大事です」
「ダメなら辞めればいい。だから、なんでもやってみる。それだけです」

 

就職支援講座に参加した方々から多くの感想をいただきました!

「十分に働いて、更に新しいことに挑戦されているお話を聞いて、自分もそのようになれたらと思いました。どのように進めばよいか迷う中、よいお話を聞けて良かったです。」

「与えられた仕事だけでなく、自分ができることをしていくことが大切だと思いました。若い方からも学ぶ姿勢で臨みたいです。」

 

Iさん、ありがとうございました!

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