Oさん 70歳
お仕事を選ぶときは、その時の「自分にできること」を大切に選択してきました。現在は身体に無理なく、週3日働くことで趣味の社交ダンスやプライベートの時間を豊かに過ごすことができています。子ども達も自立した今、私の人生を愉しんでいます。

どんな時も、前を向いて。

自分に誇れる キャリアプラン。

 
私の初のキャリアは、百貨店でのハンドバック販売でした。華やかな世界でしたが、結婚を機に退職。その後離婚を経験し、まさに「女手一つで子どもを育てる」為出した結論は、自分でお店を開くことでした。 独立を選んだ理由は、子どもが小さかった事から、見守りながら自宅で出来る仕事を考えたからです。外食産業も多様化されてきた中、当時はまだチェーン店も少なかった為、個人でハンバーガーショップをオープンし切り盛りしました。当時の私にとって、大きなチャレンジでした。その後子育ても落ち着いた頃、大手チェーン店が付近に出店してきたタイミングもあり、お店を閉店しました。そして、営業事務など、しっかり安定して務められる職場で定年を迎えました。

女性は人生の色んな節目に転職を余儀なくされますが、定年を迎えて考えたことは、「求めてくれる職場があるのなら、自分にできることを精一杯やろう」という想いでした。地元石川で長年愛される食品の工場へ勤務したのはそんな時です。しかし、長時間の立ち仕事で足を悪くしてしまい手術や通院、休職を経て今の職場にめぐり合いました。 花屋のお仕事は花が好きな理由で選びましたが、とても良くして下さる社長、若いスタッフさんに沢山の元気をもらえる日々、良いご縁だと嬉しく思っています。楽しくお仕事をさせてもらっている今、私の目標は健康に、生涯現役で世の中のお役に立つことです。

企業様からのメッセージ
シニア採用は特別なことではありません。これからの生涯現役時代、シニア世代のお力を借りることは当たり前の事だと考えています。Oさんも人生経験豊富な先輩なので、花の知識以外は全く教えることはありません。むしろ、私たちが教わることの方が多く、日々助けられています。