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2017.2.26中高年しごと物語いしかわ

長い間思い描いた、第二の人生の「夢」。

中学卒業して56年間、畳一筋に定年まで勤めた72歳(男性).
畳職人の物語です。

「仕事が落ち着いたら、故郷である金沢で過ごしたい。」
それが、長い間抱いていた第二の人生の「夢」でした。

国家資格を取得し、腕前には自信がありましたので
元の会社からは、強く慰留されたのですが、
故郷で過ごしたい想いを叶えようと、金沢に移住してきました。

県外での暮らしが長く、勝手がわからない中、
まずは相談してみようと、お話させて頂きました。
ご紹介頂いた勤め先は「スーパー向けにお惣菜を作っている会社」。

女性が多い職場なので、重い鍋を運ぶ力仕事の対応が求められており、
前職で重い畳を扱いなれていた事が重宝されています。

現在は風邪もひかず、休んだ事がありません。
早朝7時からの仕事ですが、もともと早起きなので大丈夫。
5時間勤務なのでお昼頃には家に帰って、奥さんと一緒にゆっくりと昼食の時間。
その時間が過ごせることを考えると早朝勤務の仕事がピッタリなのだと思っています。

真面目一筋。

いい加減な事が出来ない性格なので会社からも大事にされています。

「長い間思い描いていた第二の人生」
「豊かに過ごせる時間がとれる仕事」
その2つを手にした今。
通勤時の安全運転と健康には気をつけて、今後も長く頑張っていきたいと思っています。

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